【E判定】現役医大生が高校時代の成績を公開します!!(中編)(セレン編)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

こんにちはセレンです!前回に引き続き今回も自称進学校(偏差値55)に通っていた僕の高校時代の成績(中編)を公開していきたいと思います!セレンの成績公開シリーズは前編(小中時代、高1~2)、中編(高3)、後編(浪人)の三段立てで構成していきたいと思います。どうやって自称進学校出身の僕が難関医学部医学科の合格を勝ち取ったか、その道のりを皆さんとともに振り返っていければと思います!また受験生である読者さんの参考になればと思います!ではさっそく続きを見ていきましょう!

この記事はこんな方におすすめ!!
  • 医学部をまさに目指して勉強している高校3年生や浪人生の方
  • 医学部を目指そうかなぁと考えている高校1年生、中学生の方
  • 難関大を目指している受験生の方
  • 医学部合格者の受験経験を参考にしたい方
スポンサーリンク
スポンサーリンク

高校3年生の春

いよいよ受験まで残り10ヶ月となり、本格的な受験生となる高校3年生を迎えました。周りの医学部志望の受験生は死に物狂いで勉強する中、自分は「模試の成績が悪いのは自分の苦手問題が出ただけでほんとはちゃんと医学部に受かる実力を持っている」「自分は勉強しなくても余裕だ。むしろ勉強しない方が頭が柔らかくなって問題を解けるようになる」と妄想し、勉強量、勉強効率、モチベーションはどんどん落ちていき、周りの受験生とどんどん差をつけられていることに気づいていませんでした。いやむしろ気づいていたのかもしない。気づかないふりをしていたのかもしれない。本当は模試の成績はどんどん下がっていて、今やE判定を連発している状態で現役合格は厳しいのは分かっていても、その事実に向き合うと傷つくのは知っているから、傷つかないように一種の自己防衛で「気づかない」ふりをしていました。そして5月、6月の駿台模試で現実を見ることになります。

2020 5月 駿台学力判定模試

中堅国公立大医学部医学科はE判定。早稲田大学先進理工はE判定。

2020 6月 第1回 駿台全国模試

中堅国公立大医学部医学科はE判定。早稲田大学先進理工もE判定。

ここでようやく直感的に「やばい!!!」と気づき始めます。(だいぶおそい)E判定の連発。ぜんぜん手をつけられていない物理と化学。まったく点数が安定しない英語と数学。第一志望校の赤本はまだ新品でページすらめくっていない。自分のライバルは今どうしてるだろう?(現役で東大理一に受かった子)もう過去問に手をつけ始めている。やばいこのままじゃみんなに置いてかれる。このままじゃ絶対医学部は受かれない。落ちる……?浪人……?

2020 6月 第1回 進研共通テスト模試

中堅国公立大医学部医学科はD判定。鳥取大学医学部医学科はC判定。早稲田大学先進理工はD判定。

高校3年生の夏

6月になりようやく浪人に対する恐怖心から本格的に受験勉強に取り組むようになります。(医学部受験生としてはスタートがだいぶ遅い)しかし現実は甘くはなかった。英語はフィーリング読解が抜けず、共通テスト慣れはまだ出来ていない。志望校の2次の英語は150words超のライティングも出題され、構文暗記などまったく勉強しなかった僕にとってはとても太刀打ちできないものでした。数学も共通テストレベルで9割超えの高得点は未だ期待できず、志望校の2次の数学は難しすぎてまったく歯が立たない状態でした。もちろん理科は高校3年の6月から本格的に始めるわけでまったく手つかずの状態でした。

とりあえず全教科共通テストレベルを完成させるところから始めました。

2020 7月 第2回 全統共通テスト模試

なぜか第一志望校をマークミスして判定でず。(←おちょこちょい)その他中堅国公立大医学部医学科はC判定。鳥取大学医学部医学科はB判定。千葉大学医学部医学科はD判定。大阪大学工学部電気電子学部(←はなおの影響)はA判定。早稲田大学先進理工はC判定。

2020 8月 第2回 全統記述模試

中堅国公立大医学部医学科はC判定。群馬大学医学部医学科はC判定。日本大学医学部はD判定。

2020 9月 第1回 ベネッセ・駿台共通テスト模試

地理Bを選択するはずが地理Aを選択をしてしまい、正しい判定がでず。(←おっちょこちょい! ver2)

高校3年生の秋

高校3年生の夏休みは駿台の自習室で朝9時から夜の9時まで詰め込んで勉強していました。トイレ休憩と昼休憩以外はすべて勉強時間に充てていたと思います。夏休み明けも学校で授業中は内職し、学校が終わったら街中にある駿台まで猛ダッシュで通塾し(移動時間がもったいないから)、夕食は塾の食事スペースで単語帳を読みながら食事し、塾の帰りの電車も単語帳を読んだり、授業の復習をしたりとすべての時間を勉強に充てていました。しかし勉強量は明らかに増えたのに秋以降の模試の偏差値はどんどん下がっていきました。基礎を固まっていない状態で応用問題ばかり取り組んだため、点数に伸び悩んだと思います。

2020 10月 第3回 全統共通テスト模試

中堅国公立大医学部医学科はD判定。北大医学部医学科はE判定。鳥取大学医学部医学科はC判定。早稲田大学先進理工はC判定。慶應義塾大学理工学部もC判定。自治医科大学医学部医学科はD判定。

2020 10月 第3回 全統記述模試

中堅国公立大医学部医学科はとうとうE判定。鳥取大学医学部医学科はD判定。千葉大学医学部医学科はE判定。早稲田大学先進理工はD判定。慶應義塾大学理工学部はD判定。

2020 11月 全統プレ共通テスト模試

中堅国公立大医学部医学科はまたもやE判定。鳥取大学医学部医学科はD判定。早稲田大学先進理工はE判定。

共通テスト本番

共通テスト模試の点数はどんどん下がり、最終的には654/900(72.8%)まで落ちてしまいました。僕が現役の時に受けた共通テストは初年度であったため、医学部に受かるためには85%以上の点数が望まれていました。765/900(85%)まであと110点底上げしなければならない…あと110点上げなければ医学部を受ける資格を失ってしまうわけです。共通テストプレから本番まであと2ヶ月くらいしかない。僕は二次試験の勉強を捨て、本番までの残り時間すべてを共通テストの勉強に充てました。駿台の共通テスト対策の冬期講習、直前講習を10個近くとり、先生の授業を死に物狂いで聴きました。本当にこの直前期は文字通り死に物狂いで勉強しました。途中で勉強するのが嫌になって、一人で夜の海の砂丘まで行って徘徊して現実逃避しましたが、すぐに現実に引き戻されては自習室に缶詰状態で勉強していました。「医学部に落ちたら死んでやろう」と思い込むほど勉強しました(今思えばやり過ぎ)。国立医学部1本。チャンスは推薦、前期、後期の3回のみ。共通テストの点数が85%以上とれなかったらすべて終わり。なんとしても85%とらなければならない。背水の陣の状態で執念のもと共通テスト本番を迎えます。

令和3年度 共通テスト(1月16日・17日)

中堅国公立大医学部医学科前期日程B判定。(ドッキング判定D判定)中堅国公立大医学部医学科後期日程C判定。

なんと761/900(84.6%)で、傾斜配点が773/900(85.9%)でした!!

654/900→773/900(119点up!!)

正直1ヶ月で120点upは奇跡というべきです!実力以上の結果が出ました。勝因は国語。点数が183/200で、模試や過去問ではとったことのないような完全に上振れの点数が出ました。執念が勝った瞬間でした。これで推薦、前期、後期のすべてのチャンスをつかみ取りました。

しかし実は二次試験の勉強を捨てて、共通テストに全振りした結果の点数。志望校を受けるためのきっぷはつかんだものは言いものの、過去問に手をつける余裕はなく、二次力は皆無に等しい状態でした…

前期の二次試験では全体で6割以上の点数が求められますが、過去問を解く限り4、5割しかとれない印象。喜んだのも束の間、絶望の淵に追い込まれるわけです。

一方推薦は共通テストの点数次第で決まるようであり、幸い周りの現役生と比べて共通テストの点数は比較的高い方であったため受かる可能性はないわけではありませんでした。

後期は共通テストの足きりに引っかからないかどうか…

受かる可能性として推薦→前期→後期という順番でした。

共通テストを終えてすぐ推薦の勉強(高校生物も出題される)と前期の勉強を同時並行で進めることとなります。

まずは後期の1次選考(足きりの発表)の結果…

不合格でした。

駿台の足きり予想だと765/900(85%)でギリいけるかなというラインでしたが、例年と比べて後期に志望者が殺到した(23.8倍!)ため、足きりラインが790/900(87.8%)まで上がっていました。

落ち込みはしましたが、まあ運が悪かった。切り替えて勉強を再開しました。

そしてその2週間後推薦入試を迎えることとなります。

迎えた推薦入試本番…

2週間で詰め込んだ生物も意外と点数はとれている印象。これはいけるかもしれない!!

結果は…

不合格でした。

一番可能性があった推薦が落ちたため、めちゃくちゃショックを受けました。残りのチャンスは前期しかない…このときは本当に絶望して泣きました。しかし絶望している暇などなく、残り前期まで1週間弱しかなく、切り替えて勉強するしかありませんでした。(まったく切り替えられてなかった)

そして最後の前期試験…

令和3年度 医学科一般選抜 前期日程

298/600(49.7%)

(共通テストの圧縮傾斜点数+二次試験+面接)=(386.5+298+80)=764.5/1150(66.5%) (面接の点数は非公開、合格者平均の面接点は80点あたり)

この年の合格者最低点は774.2/1150(67.3%)。

残りあと10点落ちでした。

あと1、2問解けていたら…奇跡の大逆転合格出来ていたかもしてないのに…

本当に悔しかったです。悔しいの一言に尽きました。落ちたら死ぬと思い込んで、自分を追い詰めて勉強しました。今までの苦労や努力は何だったんだろう。本当につらかったです。あと10点とれてれば…

こんなに頑張ったんだから、もう一年チャレンジさせてほしい。親に必死で説得し、浪人することとなります。

まとめ

以上セレンの現役時代の成績(高校3年生)の成績を公開しました。いかがだったでしょうか?

浪人時代編は次回お話しして行きたいと思います!

では、また次の記事でお会いしましょう!!!!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました