こんにちは!クオンです。
今現在、地方医学部に通っているのですが、入学してからわかったこともたくさんあるな~と感じました。
そこで、受験生の時に知りたかった地方医学部のいいところや逆にあまりよくないところについて、紹介していこうと思います!!
・医学部志望だが志望校があまり決まっていない方
・都会出身だが、地方の医学部に興味がある方
・成績的に首都圏の難関国立医学部を狙えなくはないが、地元の国立医学部に進学しようかと思っている方
・地方医学部の実際の生活が気になる方
メリット①:都市部と比べて入学難易度が比較的に低い
これは言わずもがな、という話ですね(笑)
また、島根大学など県内出身であれば推薦入試で一般入試よりもはるかに簡単に入学できる大学もあるそうです!
巷でささやかれている、国立医学部は東大よりも難しいという話がありますが、実際には東大よりも難しい国立医学部はとても少なく(せいぜい千葉医、上位旧帝医レベルの医学部)、諸説ありますが阪大理系~京大理系くらいの学力があれば地方医学部は狙えるのではないかなと感じます!
実際、阪大だったらB~A判定出せるけれど京大はD~C判定でした
メリット②:大学周辺ではものすごく評価が高い
地方の国立大学あるあるではありますが、これは本当にあります!
地元の方、バイト先などでは困るくらいめちゃくちゃ神格化されるためその分プレッシャーもあります(笑)
しかしながら、地域の人からはその分期待されている存在なんだと気付かされます。
そして、家庭教師や塾のバイトでは無双できるためバイト先にはあまり困らない、というか引く手あまたです!
さらに、家庭教師の時給3000円という医大生も多くいます!
メリット③:絶景スポットやきれいな景色を見ることができる!
大学のすぐ近くに絶景スポットがあるわけではありませんが、車で1時間以内のところには必ず一つは絶景スポットがあります!
勉強につかれて少し休憩したい時や休日などに絶景スポットへ行く学生は多くいます
実際、私も最近絶景スポットへ行きましたがめちゃくちゃいいところで、下の画像のようなところです!
自然と触れ合うことでストレス軽減などあるので是非絶景スポットへ行ってみましょう!
メリットとしては上記のようなことが主に挙げられます!が、、、いいことだらけという訳でもありませんのでデメリットも紹介していきます!
デメリット①:コミュニティが閉鎖的になりやすい
これは地方医学部の誰しもが同意するレベルのあるあるです。。。
誰と誰が付き合ったらしいなど恋愛系の噂は一瞬のうちに学内に広まりますし、何かやらかしてしまった暁には瞬く間に学内の有名人になります。
また、近くに大学がなかったりしてほぼサークルは無く部活しかなかったりする場合や、他学部との合同サークル(いわゆる全学サークル、部活)のようなものはあるが医学部はそもそもキャンパスが違うため全学の方に所属するのが難しかったり、医学部と他学部で忙しい時期が異なるため全学サークルだと日程的に厳しいなど様々な理由により医学部だけの部活に所属せざるを得ないです。
私の大学も大半の人が医学部だけの部活に所属します
医学部だけの部活で何か問題あるんですか?というようなことが聞こえてきそうですが、大いにあります!
医学部の部活は大体どこも体育会系なので上下関係が厳しく、正当な理由がなければ部活を休んではいけないという部活も少なくないです。。(休みたければ正当な理由を適当に作りましょう)
帰省するから休むと伝えたら先輩からキレられた人もいるとかいないとか、、、
このように、地方医学部では部活が最優先で生活させられるため窮屈に感じることもあります。
デメリット②:自動車必須!?
すべての地方医学部が当てはまるわけではありませんが、最寄駅から大学が離れた場所にある場合や大学周辺に遊ぶ場所がない場合は自動車所有率が必然的に高くなります。。
私の大学では、自動車所有率が少なくとも70%はあります
そのため、当然親に車を買ってもらうように頼まなけらばいけないですが、あまり金銭的に余裕がない場合や、都会出身で車がない生活が当然なので自動車を購入することに対して理解を得られないこともあります。
しかしながら、どこへ行くにしてもバスや電車だと時間がかかりすぎるため結局自動車がないとどこへも行けないので、自動車を買ってもらえないだけで大学生活が一気にハードモードになります。
また、自動車があっても最近はガソリン代が高いため生きているだけでお金がかかる感じがします、、
バイト先が遠いということもありますが、私は月に7000円はガソリン代で消えていきます、、
ただ、自動車を購入してもらえない場合は、自動車を持っている友人にどこか連れて行ってもらうケースが多いので自動車がなくても何とかなります!
デメリット③:経済的格差が凄まじい
最も格差が現れるものは先ほど述べた、自動車です。
裕福な家庭であれば親に外車や国産の新車などを購入してもらうことが多いですが、一般家庭やそこまで経済的に余裕があるわけではない場合は家族・親戚から自動車を譲り受けたり、中古車を購入してもらう、またはそもそも自動車を購入してもらえないです。
そして、学生間で経済的に差がある場合は遊び方がかなり異なってくるので必然的に経済的事情が同じくらいの人とつるむ時間が増えるのでそういった理由からもコミュニティがあまり広がりません
ちなみに、経済的に余裕がある人たちは海外旅行や、何やら高そうなお店でディナーを楽しんだりとインスタグラムが輝かしい人たちが多いです。
一方で、お金にそこまで余裕があるわけではないコミュニティに属している私は、サウナに行ったりラーメンを食べたりするくらいが楽しみです(笑)
友人と外食に行く際はコスパ重視になるのですき家一択です!
そして、私調べによると地域枠の奨学金とは別の、一般的な奨学金を借りている学生は1割未満しかいないため、そもそもある程度経済的に余裕がある学生が医学部に進学しているのかなあと思われます
ちなみに私は1割未満側の人間です★
色々と経済的事情の話をしましたが、地域枠の奨学金を借りれば月20万円もらえる(しかし県内で9年間働く必要あり)ため経済的に厳しい場合でも医学部に進学することは可能です。
また、お金がないという理由で他の学生から差別されることは全くないので安心してください!
今回はこのように地方医学部のメリット・デメリットを述べました。
少しでも進路の参考になったら幸いです!
次の記事でお会いしましょう!
追記:医学部について他にもいろいろとtik tocでも発信しているので是非見てください!
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