こんにちは!クオンです。
将来、私が仮に結婚して子どもができたら、子どもも医学部に行ってほしいと考えるだろうなと思いました。
そこで、どういった教育を与えることで子供の学力を上げ、最終的に医学部に進学させることができるのか。ということについて実際に医学部に入学してみてわかったことなどを踏まえてお話していきたいと思います!
また、今回は中学受験についてお話していこうと思います!
- 子どもが大きくなったら医学部に進学してほしい方
- 中学受験をさせるべきか悩んでいる方
- 医学部の学生の中学受験事情が気になる方
本題に入る前に、そもそも君って何者や!?と思われる方もいると思うため簡潔に自己紹介させていただきます。
現在国立大学医学部医学科2年生に在籍しており、小学校と中学校は地元の公立の学校に通っていてその後偏差値60の公立高校に進学し、高3時に国立医学部を受験したものの不合格となりました。その後1年の浪人を経て早稲田大学創造理工学部、防衛医科大学校医学科、国立医学部に合格しました。
それでは本編へ入ります!
中学受験はするべき?
早速本題について話します。
- Q中学受験ってした方がいいですか?中学受験をするために塾に通わせないといけないうえに、合格したとしても学費が高いから厳しいかなと思っています。なので、中学受験はせず高校受験で地元で一番偏差値の高い公立高校に入ってくれた方が安く済むのでいいかなと考えています。
- A
絶対にしてください
確かに学費が高い学校が多いため負担は大きくなりますが、子どもへの投資だと考えてください。子どもが勉強の重要性に自分で気づき始めるのはおそらく中学、高校生あたりですが、そこからだと人によっては巻き返すのがかなり難しいです。そのうえ中学受験をした生徒の方が地頭ができている割合が圧倒的に多いので、中学受験をしていない時点で医学部レベルの大学を受験する場合に根本からかなり遅れを取ることになるので中学受験はしましょう。
実際、私の解剖班では4人中3人(私以外)は中高一貫出身でした。
大学の友人では中学受験を経験していない人の方が少ないです。(中学受験していない人は、学年の2割とかそのくらいです)
上述したように、中学受験を経験している医学部の学生は多く、していない人を探す方が難しいです。
また、中学受験をしていない場合、県内でもトップの進学校出身の人が9割くらいですが、県内トップ進学校とはいっても入学するのはそこまで難しくない年度も多々あり、その影響で上位層と下位層の差がとても大きく、学年によって学力もばらつきが大きいです。
東大理3、京大医学部などにもよく合格者を出す公立進学校出身の友人がいますが、その学校の生徒でも平均偏差値55あたりで、生徒の学力はかなりピンキリと聞きました。
そういった意味でも中学受験で地頭を鍛えるとともに、よりよい環境である私立中高一貫校を検討してみてください。
金銭的に中学受験が厳しい場合
中学受験にかかる費用は、塾にかかるお金などを含めるとおよそ200~300万円ほどかかります。
さらに、私立中高一貫に入学する場合は授業料が年間で約130万円程度(学校によって異なります)なので、6年間で800万円程度必要になるうえ、習い事や塾などを合わせるとかなり経済的負担が大きくなります。
そのため、中学受験を諦めてしまう方もいるかもしれないですが、自治体によっては助成金で学費が安くなるそうなのでお住まいの地域の自治体がどのような方針であるか確認するとよいです!
また、私立だと金銭的に負担が大きい場合は〇〇大学付属中学のような国立中学を受験してみるのもよいです
国立中学から地元の公立トップ高校へ進学するというケースもよくあり、公立トップ高校で成績が良く、東大京大医学部などに進学する生徒はそのルートをたどることが多いためやはり中学受験は可能ならばした方が無難です。
公立高校出身の大学の同級生はなんだかんだ中学受験もしている場合がかなり多く、高校受験だけの人は少ない気がします。
余談になりますが、中学受験をしていない公立高校出身の人は帰国子女で英語がめちゃくちゃできるため高校受験、大学受験で無双して医学部に入ったというケースが多いです。(この場合、医学部では落ちこぼれになりやすいです、、、理由は後のブログで話したいと思います)
中学受験によって得られるメリット
中学受験をすることは様々なことに対してメリットがあります。
メリット①治安がいい
公立中学校、高校は良くも悪くも多様性があります。しかしながら、その多様性とやらの影響で一定数やんちゃな方向へ行ってしまう生徒もいます。
実際、私は公立中学校に通っていて治安はそこまでよくなく、先生方の指導方針は勉強ができる子をもっと伸ばそう!というものではありませんでした。
やんちゃな生徒にどう対応するか?
勉強ができない子(5教科で合計100点未満レベル)の学力をどうしたら伸ばせるか?
というようなことを対処するのでいっぱいいっぱいなのでもはや無法地帯というような状態でした。
このような環境にいると関わる友人によっては少年院行きとかになってしまうので、子供がどう育つかは運要素が大きくなってしまいます。
少年院行きの友人はいませんが、高校で勉強についていけなくなったりしてニートになったという中学の同級生は少なくないです。。。
しかし、私立中高一貫であれば親も子もそれなりにリテラシーがあるため非行に走る確率はかなり低くなるので治安の面ではかなり優れています。
メリット②学習進度が早い
これは最初のうちはあまりわからないものですが、高3時に差が大きく出るところです。
公立高校は高3までに全範囲の授業が終わる学校もあるものの、2年間で高校範囲を網羅することになり途中でつまずいたら遅れを取り戻す時間もなく一気に受験が難しくなります。
公立の二番手以下の高校だと、全範囲終わるのが高3の9月になることもざらにあります。
大体の私立の進学校は高3までに全科目全範囲の授業が終わっており、高3の一年間は受験勉強に集中できます。
そのため、公立高校の生徒が学校の定期考査の勉強にいそしんでいる間に私立中高一貫の生徒は受験勉強に専念できるため進学実績でも大きな差がついています。
メリット③なんだかんだ誘惑が少ないため勉強に集中しやすい(男子校、女子校の場合)
10代、20代の最大の誘惑は結局のところ恋愛です。
共学が多い公立高校だと恋愛が原因であまり勉強に集中できず、受験失敗して浪人するというケースも多くあります。
私の友人で受験期に彼女に現を抜かして結局滑り止めだった防衛大に進学しました。。。
しかしながら、男子校、女子校の場合だと学校には同年代の異性が存在しないので必然的に恋愛をするのが難しくなるため勉強に集中できます!
授業中もあの子のことを見ててなんか授業内容が全然入ってこない、ということも男子校だとないので勉強に集中できますね!
思春期に異性と関わる場面が少なくなってしまうので異性との接し方がよくわからない。。という学生も見かけますが、大学で異性と関わってそれらのことを学べるので男子校や女子校でも大丈夫です。
まとめ
今回は中学受験はするべきか?ということについて書かせていただきました。
いろいろな意見があるかと思いますが、私は中学受験はするべきかなという意見で、早期から自力で困難を乗り越えるという経験はかけがえのないものになると思いますので是非検討してみてください!
では次の記事でお会いしましょう!
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