こんにちはセレンです!!今回は「化学を得意にしたい!!」「化学を受験の武器にしたい!!」「化学をもっと好きになりたい!!」方におすすめの化学の参考書のルートを現役医大生が紹介していきたいと思います!!!
いきなり僕の浪人時代の名大オープンの成績ですが、化学で偏差値79、順位は41位をとることが出来ました!!
また全統共通テスト模試では化学の偏差値が89をとることが出来ました!!!
我ながらエグい偏差値とってたんだなぁ…
そんな化学が大得意な僕がどうやって化学の偏差値を爆上げしちゃうかみなさんに特別に教えちゃいます!!!ぜひ最後までお読みください!!!
- 化学を圧倒的に得意にしたい方
- 化学を受験の武器にしたい方
- 理論、無機、有機化学全部を極めたい方
- 化学をもっと好きになりたい方
- 共通テスト化学で満点近くとりたい方
化学はやればやるほど伸びる!!!
化学は数学や英語と違い、その受験生自身の向き不向きがあまり分かれにくい科目となっています。また実は多くの化学の入試問題は典型問題の寄せ集めになっているので発想力を要さず、その日のコンディションに影響されにくい科目であるゆえ、安定した点数を確保することが出来ます。したがって入試において化学は絶対的に得点源にすることが出来ます!!!とにかく化学は勉強すればするほど点数が伸びる科目であるのです!!!
化学はやればやるほど成績は絶対伸びるから安心して!!!
理論、無機、有機化学のそれぞれの違いとは?
理論化学 | 無機化学 | 有機化学 | |
簡潔な学習内容 | 化学反応や物質の性質を理論的に理解する。 | 金属や非金属元素を含む無機化合物の性質や反応を理解する。 | 炭素を中心とした有機化合物の性質や反応を理解する。 |
具体的な学習内容 | ・物質の性質と法則 ・化学反応の速度論 ・化学平衡 ・熱力学 ・分子構造と分子軌道 ・分子振動、回転 | ・周期表と元素の性質 ・原子、イオンの構造 ・化学結合 ・金属と非金属 ・錯体化学 ・酸と塩基 ・触媒 | ・炭素化合物の構造と性質 ・有機化学反応と反応機構 ・官能基置換と合成法 ・立体化学 ・芳香族化合物 ・天然、合成有機化合物 |
簡単な例 | ・化学反応の速さを数学的に求める ・分子の電子構造を計算する 、反応のエネルギー変化を予想する | ・金属イオンと配位子の結合の関係を求める ・金属触媒の反応の過程を求める ・鉱物の結晶構造の解析 | ・有機化合物の構造決定 ・有機化合物の官能基の反応性の解明 ・有機化合物の合成法についての研究 ・生体内での酵素反応の解明(生化学) |
理解:暗記の比率の目安 | 8:2 | 3:7 | 5:5 |
理論、無機、有機化学の違いを簡単にまとめました!!
なるほどこんな違いがあったんだなぁ…
理論、無機、有機化学を勉強する順番とは?
まず理論化学と無機&有機化学の関係性についての話をすると…
大事なことは無機化学と有機化学を理論化学が包含している関係になっている、つまり理論化学を理解すればスムーズに無機化学、有機化学の理解が進む関係になっていることです。逆に言えば理論化学を理解しなければ、無機化学と有機化学の理解が不十分になってしまうのです!!(だから”理論”化学)
また無機化学と有機化学の順番の話をすると…
入試問題においては、どんな大学においてもほとんどは有機化学の方が無機化学よりも出題問題数が統計的に多いです。さらに無機化学は暗記偏重の科目でもあるゆえ、受験本番前に間に合う程度の直前のタイミングで始めた方が入試本番のタイミングで記憶に残すことができるため、後回しにした方がいいという考えもあります。
したがって優先すべき勉強の順番は…
理論化学→有機化学→無機化学
となっています!!
理論→有機→無機!!勉強する順番は大事!!
以上を踏まえて、医大生の僕が考える最強の化学の参考書のルートとは…
現役医大生が考える最強の化学の参考書のルート!!
0.化学の辞書的参考書である、学校で配れた教科書や『化学の新研究』や旺文社の『総合的研究化学』などを必要に応じて自分の好みで購入し、分からないことがあればその都度調べる。(※間違ってもこの参考書中心で勉強してはいけません。あくまで”辞書”です。)
1.学校で配られる教科書傍用問題集である『リードα化学』か『セミナー化学』か『エクセル化学』などのA問題を2、3周して7~8割定着させる。
2.大学受験Doシリーズの『鎌田の理論化学の講義』『鎌田の有機化学の講義』『福間の無機化学の講義』をこの順番にこなしていく。
3.2の段階で理論、有機、無機がそれぞれその都度終わり次第、東進ブックスの『化学の一問一答』を使って大まかに理論や知識を体系化する。(最終的には単語帳代わりに何度も何度も復習して隅から隅まで完璧に仕上げる。)1,2周程度したら次のステップと併用して勉強する。
4.3の段階で理論、有機、無機がそれぞれその都度終わり次第、『化学重要問題集』か『化学の新標準演習』のA問題を2,3周して8~9割定着させる。
→→→→中堅国公立大受験生(偏差値55~60)は過去問演習の段階に入る。←←←←
(5.駿台の『原点からの化学』シリーズをこなす。気に入ったら学習内容を徹底的に定着させる。※時間がなければ飛ばしたり、分からない分野だけつまみ食いしてもよい)
6.『化学の新演習』を2、3周して学習内容を体系化する。基本問題は徹底的に解けるようにする。
→→→→上位国公立大受験生(偏差値60~65)は過去問演習の段階に入る。←←←←
7.『化学の新演習』を徹底的に完璧にしてから、『重要化学問題集』のB問題か『化学標準問題精講』を苦手な範囲や分からない分野をつまみ食いする。
→→→→難関国公立大受験生(偏差値65以上)は過去問演習の段階に入る。←←←←
8.構造決定が難しい大学(京大や横浜市立大など)は駿台出版の『有機化学演習』や駿台の『有機化学特講』を受講する。理論化学が難しい大学(東大、京大など)は河合の夏期講習の『化学(速度と平衡)[発展]』や駿台の『化学特講Ⅰ(計算問題)』を受講する。
→→→→東大、京大、難関医学部受験生は過去問演習の段階に入る。←←←←
この流れで勉強を進めれば最短でかつ確実に化学の偏差値を伸ばすことが出来ます!!
このルートで最大のポイントは『化学一問一答』と『化学の新演習』です。
『化学一問一答』は化学の暗記分野のエッセンスが凝縮された、非常に簡潔でまとまった最強の参考書です。特に共通テストにおいて絶大な威力を発揮します。これをすべて完璧にすれば共通テストは9割超えは当たり前にとれるようになるはずです!!
めちゃくちゃ難しかった令和4年度の共通テスト化学本番(平均点47.63)でも98/100(偏差値74.2)をとれたのは『化学一問一答』のおかげといっても過言ではありません!!
また『化学の新演習』は正直これさえやっておけばどんな大学であろうと必ず合格点は取れるほど非常に典型問題に関しては網羅性が高い参考書です!!解説も非常にわかりやすいので徹底的に復習と周回をこなしましょう!!
『化学一問一答』は共通テスト対策、『化学の新演習』は二次対策に最強だね!!
まとめ
この参考書ルートは1~2年かかるものであり、もちろん人によっては途中から始めたり、他の教科との兼ね合いもあり多少進度は前後してしまうかもしれませんが、確実に偏差値を上げることが出来る黄金ルートだと思うので、だまされたと思って勉強してみましょう。
各参考書ごとの詳しい勉強法は今後記事にまとめていきたいので楽しみに待っててください!!!
今日が一番新しい日なのでとにかくいますぐ参考書を購入して勉強をスタートしましょう!!!(購入はこの記事から出来ます!!)
それではまた次の記事でお会いしましょう!!!
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